君愛。
意を決して病室に戻ると、圭太さんのベッドの周りにあるカーテンは閉められていた。


良かった、と安堵の息をもらして、私は自分のベッドに戻ると寝転んだ。
思い出すのは圭太さんの言葉。



「どう言う意味だろ。」


昔から鈍感だと言われていた私には、その言葉の意味は理解出来なかった。


「......雄大に謝らないといけないな。」


そうぽつり、と呟くと私は強く目を瞑った。



今日は色々ありすぎて疲れた。
私は気が付くと眠ってしまっていた。
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