毒舌紳士に攻略されて
それでも坂井君は一切表情を変えることなく、笑顔のまま驚くお母さんに話を続ける。
「先日は僕の両親に会ってもらいました。まだ本人には返事はもらえていませんが、僕は結婚も考えておりますので」
「まぁっ!」
いやいやいや!坂井君ってばなんてことを言ってくれちゃっているわけ!?
両手で口を覆い、お母さんは完全に喜んでいるし。
さすがにあり得ないと思い、お母さんの前だと分かりつつも小声で坂井君を問い詰めた。
「ちょっと坂井君!どうしてそういうこと言うわけ!?」
「どうしてって……言っただろ?俺の嫁になってくれない?って」
「そっ、それはそうだけどっ!」
ケロッと『なに言ってるんだ?』と言うように私を見てくる坂井君に、言葉が出てこない。
確かに言われた。嫁になってくれない?って。
最近は坂井君に対する気持ちが変わりつつもある。だけどさすがにそれだけの状況でお母さんにあんなこと言う?
「先日は僕の両親に会ってもらいました。まだ本人には返事はもらえていませんが、僕は結婚も考えておりますので」
「まぁっ!」
いやいやいや!坂井君ってばなんてことを言ってくれちゃっているわけ!?
両手で口を覆い、お母さんは完全に喜んでいるし。
さすがにあり得ないと思い、お母さんの前だと分かりつつも小声で坂井君を問い詰めた。
「ちょっと坂井君!どうしてそういうこと言うわけ!?」
「どうしてって……言っただろ?俺の嫁になってくれない?って」
「そっ、それはそうだけどっ!」
ケロッと『なに言ってるんだ?』と言うように私を見てくる坂井君に、言葉が出てこない。
確かに言われた。嫁になってくれない?って。
最近は坂井君に対する気持ちが変わりつつもある。だけどさすがにそれだけの状況でお母さんにあんなこと言う?