イジワル副社長はウブな秘書を堪能したい
「今みたいに十年後も二十年後も笑って暮らせればこれ以上の幸せはないけど、まずは恋に落ちないとね」
瑠海は傷口を拭って軽く消毒すると、何を血迷ったか私の傷に口付けた。
トクンと高鳴る私の心臓。
それと同時に甘い痺れのような痛みが私を襲う。
「い、今なんか……呪いかけてませんでした?」
激しく動揺しながら、そんなおかしな言葉を口にする。
「まさか。早く治るよう祈っただけだよ。何なら口にもしとく?精神年齢大人になれるかもしれないよ」
クスクス笑いながら私をからかう彼。
その声が心地よいと思ってしまう私は、やっぱりなんだか変だ。
「……それじゃあ、ただのエロじじいでしょう?」
自分の異変を悟られないようになんとかやり返す。
「言ってくれるね。じじいがこんなキスをする?」
瑠海が私の目を見てニヤリとした。
ヤバイと思った時には瑠海の唇が近づいてきてキスをされた。
最初は羽のように軽いキスがだんだん長くなって……どう息していいのかわからなかった。
息が出来なくて苦しくてもがいていたら、嬉しい事に瑠海の胸に私の拳がヒット。
瑠海は傷口を拭って軽く消毒すると、何を血迷ったか私の傷に口付けた。
トクンと高鳴る私の心臓。
それと同時に甘い痺れのような痛みが私を襲う。
「い、今なんか……呪いかけてませんでした?」
激しく動揺しながら、そんなおかしな言葉を口にする。
「まさか。早く治るよう祈っただけだよ。何なら口にもしとく?精神年齢大人になれるかもしれないよ」
クスクス笑いながら私をからかう彼。
その声が心地よいと思ってしまう私は、やっぱりなんだか変だ。
「……それじゃあ、ただのエロじじいでしょう?」
自分の異変を悟られないようになんとかやり返す。
「言ってくれるね。じじいがこんなキスをする?」
瑠海が私の目を見てニヤリとした。
ヤバイと思った時には瑠海の唇が近づいてきてキスをされた。
最初は羽のように軽いキスがだんだん長くなって……どう息していいのかわからなかった。
息が出来なくて苦しくてもがいていたら、嬉しい事に瑠海の胸に私の拳がヒット。