強がりウサギの不器用な恋
「大手の会社の、秘書の仕事をしたかったんですよね。
大きなビルに颯爽と出入りして、テキパキ仕事をこなすカッコイイ女になりたかった。」
全ては大学時代に社長と出会ってしまったことが、私を狂わせた。
だけどそれは私が選択した事で、社長のせいではないとちゃんと理解している。
「カッコイイ女か………操にピッタリだな。
ていうか、その夢、半分叶ってんじゃねぇの?」
「……え?」
「大手の会社じゃないけど、操は真吾の秘書みたいなもんだろ。」
そう言われれば……
私は社長の秘書兼雑用係、といったところだ。
「俺は操のこと、すっげーカッコイイと思ってるけど。」