強がりウサギの不器用な恋

何よ、それ。
そんなこと言われたら、泣きたくなってきちゃうよ。

それと同時に、胸の鼓動が異様に早まって……苦しくなってくる。


何か言い返そうと思って、目の前の男と視線を合わせれば、その強すぎる目力で、燃やされて焦げてしまいそうだ。


咄嗟に私の中で、警告音が鳴り響く。

この男に近づきすぎてはいけない。
きっと社長のときみたいになる、と。


それではまた同じことの繰り返し。二の舞だ。


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