強がりウサギの不器用な恋
パタパタと、窓の外から雨の音が聞こえる。
どうやらけっこう強く降っているみたいだ。
早めに帰宅したのは正解だったな。
もしかしたら、明日も雨なんだろうか……
なんて漠然と頭で思っていると、テーブルに置いていたスマホが着信を告げた。
画面を見ると…………それは、海藤さんから。
今の時間から考えると、もうとっくに出張先の福岡から自宅に帰りついているはず……
ということは、仕事の話じゃないのかも。
何となく…嫌な予感が走る。
彼が仕事以外で私に電話してくることなんて、元々ないから一瞬躊躇してしまった。