強がりウサギの不器用な恋
だけどそれについて突っ込む勇気もなく。
手に持っていた缶チューハイに、自然と視線を逸らせた。
「海藤さんは、さすが大人っすねー。経験豊富そう~。
そう言えば、海外に住んでたことあるんですよね? 向こうで彼女とかいました?」
「あぁ、随分前だけど一人居たな。ポーランド人。」
外国人と付き合ってたことがあるの?!
……何だろう、ちょっと私には刺激が強い。
「海藤さんって彫りの深い男前だから、そりゃ外人にモテますよね!
でましたよ、ポーランド! ……って、どこっすか?」
「ヨーロッパにあるだろ?……気になるなら自分で調べろよ。」
「てか、金髪美女だったりします?」
「髪はブラウンだった。」
「その、あっちは……どんな感じだったんすか?」
「あっちって、どっちだ? エロ話なら操から蹴りが入るぞ?」