強がりウサギの不器用な恋
酔いの回った大林くんが尋問のように質問しまくっていて。
いささか面倒になったのか、海藤さんが私を理由に話を打ち切る。
大林くんと目が合うと、バツが悪そうに引きつった苦笑いを浮かべた。
そうそう。そういう話なら男同士でやってよ。
女の私の居る前で、赤裸々なこと訊かないで!
「えー、じゃあ……西田の好みのタイプは誰も興味ないとして。」
「おいっ! 俺は無視か。」
「無視無視。次は社長っすね!」
今まで大林くんと海藤さんのやりとりをケラケラ笑って聞いていた社長が、西田くんを飛び越えて突然自分に話を振られ、思い切り嫌そうな表情を浮かべる。
「お、俺は……」
「あ、やっぱりいいです。
社長の好きなタイプは、みーんな知ってますから。ねー?」