イクメンな彼氏
下に降りると、二十数人のお客さんがいて、私たちに目を向けた。
「神崎先生」
名前を呼ばれて声の主の方を向くと、年長クラスのなっちゃんと、そのお母さん。
私は慌てて中津さんの手を離した。……だけどさすが女の子。
「先生の彼氏?」
大声でませた質問してくるものだから、周りの人たちの注目を浴びてしまう。
……そういえば、『キスしていい?』とは聞かれたけど『付き合って』とは言われてない。
『彼女はいない』って言ってたけど、『彼女になって』って言われたわけじゃないし……。
色々考えすぎて口ごもると、なっちゃんの視線に合わせてしゃがんだ中津さんが口を挟んできた。
「そうだよ。君は悠理花のお友達の、お姉ちゃんかな?
悠理花と仲良くしてね。
僕は悠理花のお兄ちゃんなんだ」
「神崎先生」
名前を呼ばれて声の主の方を向くと、年長クラスのなっちゃんと、そのお母さん。
私は慌てて中津さんの手を離した。……だけどさすが女の子。
「先生の彼氏?」
大声でませた質問してくるものだから、周りの人たちの注目を浴びてしまう。
……そういえば、『キスしていい?』とは聞かれたけど『付き合って』とは言われてない。
『彼女はいない』って言ってたけど、『彼女になって』って言われたわけじゃないし……。
色々考えすぎて口ごもると、なっちゃんの視線に合わせてしゃがんだ中津さんが口を挟んできた。
「そうだよ。君は悠理花のお友達の、お姉ちゃんかな?
悠理花と仲良くしてね。
僕は悠理花のお兄ちゃんなんだ」