空色ユニフォーム
いろんな疑問がわたしの中でぐるぐると回り始める。
そんなわたしの終わらない疑問の連鎖にピリオドを打ったのが、”翔太”の一言。


「ほっとけなかっただけだから」
「…え」

…”ほっとけなかった”…?

「君さ、カズキ先輩の彼女だろ?…彼女でもさやっぱりあんな人前で…その、キスとか…やっぱショックだっただろうなって思ってさ。
…気づいたら君のこと追いかけてた」



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