空色ユニフォーム


翔太は壊れものを扱うように、わたしに優しく触れた。
大事に、大事に。壊れてしまわないように。そっと、優しく。
そんな翔太が愛しくて、たまらなくて。

わたしは、わたしの全部を、翔太への愛と一緒に託した。






翔太とわたしが強く、深く結ばれたこの夜。








わたしには、恋人がいた。





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