私に恋をしてください!
月曜日。
朝出社をすると、須山が既に出社していた。
『おはよう。早いね』
「お前こそ早いじゃん」
時刻はまだ8時10分。
この会社の始業は9時。
俺達新入社員は首都圏営業1グループの全員のデスクを水拭きして回るのが朝の日課。
以前はコーヒーのセッティングとかがあったらしいけど、うちのような書店営業は来客が少ないので撤廃され、自分のコーヒーは自分で淹れろという決まりに変わったらしい。
ま、それで俺は葉月に自分で淹れたコーヒーをこぼしちゃったんだけどね。
出社しているのは俺達と世間で言う部長職にあたるマネージャーだけのため静かなフロアに、突然電話の音が鳴り響いた。
『何よ、こんな朝早く。まだ書店は営業してないじゃない』
と、不機嫌な顔をしながら俺より電話の近くにいた須山が出た。
『はい、首都出版販売首都圏営業、須山でございます・・・はい、お世話になっております・・・柳井ですか?はい、出社しておりますので少々お待ちください』
ん?俺?
『龍成社の成瀬川さんから電話なんだけど』
「え?」
『もしかして・・・社長?』
「いや、多分違うと思う」
恐らく、健吾さんだろうけど・・・何の用だろう。
朝出社をすると、須山が既に出社していた。
『おはよう。早いね』
「お前こそ早いじゃん」
時刻はまだ8時10分。
この会社の始業は9時。
俺達新入社員は首都圏営業1グループの全員のデスクを水拭きして回るのが朝の日課。
以前はコーヒーのセッティングとかがあったらしいけど、うちのような書店営業は来客が少ないので撤廃され、自分のコーヒーは自分で淹れろという決まりに変わったらしい。
ま、それで俺は葉月に自分で淹れたコーヒーをこぼしちゃったんだけどね。
出社しているのは俺達と世間で言う部長職にあたるマネージャーだけのため静かなフロアに、突然電話の音が鳴り響いた。
『何よ、こんな朝早く。まだ書店は営業してないじゃない』
と、不機嫌な顔をしながら俺より電話の近くにいた須山が出た。
『はい、首都出版販売首都圏営業、須山でございます・・・はい、お世話になっております・・・柳井ですか?はい、出社しておりますので少々お待ちください』
ん?俺?
『龍成社の成瀬川さんから電話なんだけど』
「え?」
『もしかして・・・社長?』
「いや、多分違うと思う」
恐らく、健吾さんだろうけど・・・何の用だろう。