私に恋をしてください!
車は白の小型車。
新入社員の給料で、よく車に乗れるなぁ、と思ったら、これはお兄さんの車だそうだ。
私と花村さんが後部座席に乗り、車をソラが発車させると、すぐに話し始めた。
『飯嶋さん?でしたっけ?あんな風に社内の女の子の腕を引いて強引にお持ち帰りをするような方がいらっしゃるんですね』
『あの人は、病気ですよ。営業局には女子が3人しかいないですから、ターゲットにされやすいんでしょうし、社内以外でも合コンキングですから、あの人は』
花村さんが困ったように言う。
『葉月、あのままお持ち帰りされたらどうするつもりだったの?』
「ちょ、ちょっとその呼び方やめてよぉ。花村さんの前だよ」
『花村さんには、飯嶋さんのフォローをしてもらうお願いをしなければならないからね』
『ちょっと、どういうことだよ。2人は知り合い?』
花村さんは私とソラの後頭部を交互に見ている。
『別に出版社と販売会社の社員が知り合いでもおかしくないでしょ?』
『でも、柳井さんは書店営業担当であって、清水のような販売会社向けの営業担当の人間とは接点ないですよね』
花村さんの言う通りだ。
本来、ソラと私には仕事上の接点はない。
ソラは、どう説明するつもりなのだろう。
新入社員の給料で、よく車に乗れるなぁ、と思ったら、これはお兄さんの車だそうだ。
私と花村さんが後部座席に乗り、車をソラが発車させると、すぐに話し始めた。
『飯嶋さん?でしたっけ?あんな風に社内の女の子の腕を引いて強引にお持ち帰りをするような方がいらっしゃるんですね』
『あの人は、病気ですよ。営業局には女子が3人しかいないですから、ターゲットにされやすいんでしょうし、社内以外でも合コンキングですから、あの人は』
花村さんが困ったように言う。
『葉月、あのままお持ち帰りされたらどうするつもりだったの?』
「ちょ、ちょっとその呼び方やめてよぉ。花村さんの前だよ」
『花村さんには、飯嶋さんのフォローをしてもらうお願いをしなければならないからね』
『ちょっと、どういうことだよ。2人は知り合い?』
花村さんは私とソラの後頭部を交互に見ている。
『別に出版社と販売会社の社員が知り合いでもおかしくないでしょ?』
『でも、柳井さんは書店営業担当であって、清水のような販売会社向けの営業担当の人間とは接点ないですよね』
花村さんの言う通りだ。
本来、ソラと私には仕事上の接点はない。
ソラは、どう説明するつもりなのだろう。