メランコリック
「にしても、驚くんだけど」
緑川が早々ビールをグラスで傾けながら言う。
「汐里とごはんに行くから、私も呼ばれるって……あんたたちいつからそんなに仲良かったの?」
緑川の感想はもっともだ。
俺と藤枝の不仲は、俺の仲間内は全員知っているし、知らない同期だって何となく察している様子だ。
緑川だって藤枝から何らかの相談を受けていれば知っているはず。
「仲イイわけじゃねーよ。あいつが二人きりじゃメシに行かないっつうから、緑川を呼んだだけ」
「ねえ……、その言い方だとさ。まさかとは思うけど……」
緑川がぐっと顔を近づける。やっぱこいつ美人なんだよな。
「汐里のこと狙ってんの?」
咄嗟に否定の言葉が口をつきそうになった。
バカじゃねーの?あんな女をなんでだよ。
俺の仲間にならそうやって否定するしかない。
でも、緑川ならどうだろう。
こいつには嘘をついて強がるより、本音を言っておいた方が得じゃないか?
緑川が早々ビールをグラスで傾けながら言う。
「汐里とごはんに行くから、私も呼ばれるって……あんたたちいつからそんなに仲良かったの?」
緑川の感想はもっともだ。
俺と藤枝の不仲は、俺の仲間内は全員知っているし、知らない同期だって何となく察している様子だ。
緑川だって藤枝から何らかの相談を受けていれば知っているはず。
「仲イイわけじゃねーよ。あいつが二人きりじゃメシに行かないっつうから、緑川を呼んだだけ」
「ねえ……、その言い方だとさ。まさかとは思うけど……」
緑川がぐっと顔を近づける。やっぱこいつ美人なんだよな。
「汐里のこと狙ってんの?」
咄嗟に否定の言葉が口をつきそうになった。
バカじゃねーの?あんな女をなんでだよ。
俺の仲間にならそうやって否定するしかない。
でも、緑川ならどうだろう。
こいつには嘘をついて強がるより、本音を言っておいた方が得じゃないか?