甘い時 〜囚われた心〜
「大丈夫?」

「うん…ありがとう」

車を降りながら、お礼を言う。

去っていく車に手を振り見送った。

桜華の屋敷に入る。


いつもと変わらない食事を桜華と取り、入浴し、寝る用意をした。

桜華に気づかれないように…

ただ、それだけに気を付けながら…












そして、夜の闇が静かに屋敷を包んでいった。
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