「お前は俺のモノ」【完結】
ペット、だからか。
そっか。
…悔しいけど、でも、バイトも何もさせて貰えなかったら。
私は彼に頼るしかないんだ。
私の中の小さなプライドが嫌だと叫ぶけど、それを押し込めなくちゃ私は生きていけない。
車に乗り込むと、大学に向かうかと思えば、辿りついたのは携帯ショップだった。
「何がいい」
ショップに入ると、彼がそう言うけど。
選べるわけない。
ちらっと彼を見ると、誰かから電話がかかってきたのか、それに出ている。
最新型のスマートフォン。
自然と私の手は同じ機種に伸びていた。
私もスマホだったけど、暫く機種変更していない。
色々違うんだろうな。
そう思いながら、アプリを開いたりしてると、通話を終えた彼が背中越しに話しかけて来た。