あなたの傍で~1位の彼女と2位の俺…番外編~
間接照明だけの薄暗い部屋で、同じベッドに寝ながら話していた。
「懐かしいね…。
前、海で花火した帰りも一緒に寝たね。」
「あの時は奈々さんが海に入っちゃったからだろ?」
「そうそう…線香花火で賭けをして…無理やり蓮の家に泊まったの♡
でも…今度は蓮が私の家にお泊りだなんて…あの時の私に教えてあげたいわ♡
何年か後は蓮が私と一緒に寝たいって言うのよって♡」
「・・・・・。」
私の言葉に蓮は何も言わなかった。
もう寝たのかな…。
随分飲んでたし。
蓮の方を見ると、目を閉じている。
「蓮……もう寝ちゃった?」
小さい声で呼びかけても返事はない。
最近ずっとろくに寝てなかっただろうから、しょうがないか。