あと少しだけ。
〜瑞希side〜


私は玄関から飛び出した後、当てもなく
大雨の中を走っていた。


「もう、あそこでいいや………」

私は自暴自棄気味になっていた。

もうなんでもいい。どうでもいい。





私って、なんなんだろう。

私は、公園のベンチに座りながらただひたすらそんなことを考えていた。


あーあ。一人ぼっちの誕生日。
また裏切られちゃったのね。
去年の結婚記念日のときも散々だったなぁ。



「瑞希っ!瑞希!!!!」


?!!!
な、なんで…………なんで哲がいるの…?

え、だって、え?理解できない。

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