冷徹執事様はCEO!?
パーティー会場に入って行くと色とりどりの花々に着飾った人々で溢れ、華やかな雰囲気で賑わっている。

中央には軽食と様々な種類のアルコールが並べられていた。

「なんか…こうゆうのも久々ね。この場にいるってだけで疲れちゃう」

私は笑顔崩さないまま言う。

「私も苦手です」

田中はいかにも、苦手そうだ。

「ごめんね、付き合わせちゃって」

「燁子様を1人でいかせる訳には行きません」

「田中…」思わず胸がジーンとしてしまう。

「どんな粗相をするかわかりませんからね」

「あっそ」ちょっとでも感激した自分が愚かだった。

「大丈夫です。行きましょう」

田中はニコリと微笑み腕を差し出したので、私はそっと手を添える。
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