冷徹執事様はCEO!?
「燁子はここのとこ仕事で色々大変だったみたいだから慰めてあげてね」
すかさず向かいの席の真巳が援護する。また『仕事』って所がナイスフォローである。
「そっか。じゃあ今日はパーっと行来ましょうね」
キムタクはワインをグラスに注いでくれた。
なんか、ちょっと楽しくなってきた。
その時だった…。携帯の着信音が鳴る。
そろりとディスプレイを覗くと『執事 田中』と表示されていた。
っげ…
私は慌ててマナーモードに切り替える。
「大丈夫?」キムタクが気を使って尋ねて来た。
「うん、急ぎの用じゃないみたい」
私はマナーモードのまま携帯をハンドバッグに突っ込んだ。
キムタクは、広告代理店勤務の28歳だ。
短髪がよく似合う爽やかな好青年でよくぞこんな人が独身で残っていたな、と思う。
「燁子さんの職場ってどこ?」
「渋谷だよ」
「三宿に美味しいイタリアンがあるんだけど、よかったら今度一緒に行かない?」
キムタクからさりげなくディナーをお誘いされる。
もちろん行く!行く行く!
即答したいけど「ワインは揃ってるの?」なーんてちょっと焦らしたりしてみる。
「うん、ワインも色々揃ってるしアンティパストも結構種類が豊富なんだ」
「じゃあ、ぜひ…」
「おい、木村!あれ見てみろよ」
色黒が途中で横槍を入れて来た。邪魔が入り、心の中で舌打ちする。
すかさず向かいの席の真巳が援護する。また『仕事』って所がナイスフォローである。
「そっか。じゃあ今日はパーっと行来ましょうね」
キムタクはワインをグラスに注いでくれた。
なんか、ちょっと楽しくなってきた。
その時だった…。携帯の着信音が鳴る。
そろりとディスプレイを覗くと『執事 田中』と表示されていた。
っげ…
私は慌ててマナーモードに切り替える。
「大丈夫?」キムタクが気を使って尋ねて来た。
「うん、急ぎの用じゃないみたい」
私はマナーモードのまま携帯をハンドバッグに突っ込んだ。
キムタクは、広告代理店勤務の28歳だ。
短髪がよく似合う爽やかな好青年でよくぞこんな人が独身で残っていたな、と思う。
「燁子さんの職場ってどこ?」
「渋谷だよ」
「三宿に美味しいイタリアンがあるんだけど、よかったら今度一緒に行かない?」
キムタクからさりげなくディナーをお誘いされる。
もちろん行く!行く行く!
即答したいけど「ワインは揃ってるの?」なーんてちょっと焦らしたりしてみる。
「うん、ワインも色々揃ってるしアンティパストも結構種類が豊富なんだ」
「じゃあ、ぜひ…」
「おい、木村!あれ見てみろよ」
色黒が途中で横槍を入れて来た。邪魔が入り、心の中で舌打ちする。