鳥籠の姫
 








足元の冷たい鉛……








それは彼と、この部屋と私を繋ぐ足枷


ここは箱庭、彼が私を繋ぎ止めるために用意してくれた鳥籠…

この箱庭で鳥籠で彼は私を飼い殺す


誰とも友人や家族でさえも接触出来ず、食事と愛と快楽だけを与えられる毎日




私は所謂【監禁】をされている状態なのだ
だが、私はそんな事を全く思ってはいない。



何もなく、退屈で詰まらくないと言ったら嘘になる。


でも、

ここでいい子に待っていれば彼が私を迎えに来てくれるから、私はここ『鳥籠』から出られない。


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