その光を、追いかけて。
どこまで本気だったかなんて、僕にはわからない。
だけど、君は僕を好きだと言ってくれた。
病気が判明して、入院して、君のヒーローじゃなくなった。
いつでもそばにいてあげられる、駆けつけられる存在じゃなくなったから。
髪だってなくなって、見た目も変わった。
なのに、君はずっと笑ってそばにいてくれたね。
クラスの人と縁遠くなっても、君だけは違った。
気まずそうな表情をしない。
環境が変わっても、いつもと同じように甘えて笑って。
大好きだと何度も何度も繰り返し、伝えてくれた。
そのことに僕がどれだけ救われていたか、知らないでしょう。
その前から、仁葉が僕の1番だったこと、気づいていないでしょう。