らぶぁーず*ぷりんせす
「迷子ちゃんはほんとに、優しい子だよね」
「そんなことないですよ!サッカー部の皆さんだって私以上にお優しいです!!もちろん、雅樹先輩も」
そう笑顔で雅樹先輩に言う
「・・・これは、何人迷子ちゃんの虜になるか見ものだな」
「へっ?!」
なっ・・・何も言ってらっしゃるの?!//
「わ、私なんか至って普通ですし・・・っ!
寧ろ、部員の皆さんは唯一の女子マネが私でガッカリされているのではないかと・・・」
・・・なんだか・・・自分で言っていて虚しくなってくるよ・・・うぅ
そうこうしてる間にも到着した私の家
「今日はわざわざここまで、ありがとうございましたっ!」
「なあ、迷子ちゃん」
「はい・・・?」
家に着いたにも関わらず、その場から動こうとしない雅樹先輩
・・・どうしたんだろ?