単純な恋。
「母の日用に配達でお願いします」


「かしこまりました。メッセージカードを書かれますか?」


「…あっ、いいです」


「では、こちらのカードを入れておきますね」


『お母さん。ありがとう』と印刷してあるカードを私達に見せた。


オレンジ色の花をメインにアレンジしてあったものを選んだ。まわりには白色や黄色の小花が飾ってあるバスケットに入ってるもの。


見ていて元気が出そうな明るい感じ。


「では、こちらの用紙にご記入をお願いします」


ペンと用紙を西原が受け取り書き始めた。


「メッセージカードも書けばいいのに」


「…」


黙々と住所と名前を書いている西原。


「これでお願いします」


西原が用紙を渡して花屋から出る。










< 49 / 67 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop