単純な恋。
「…は‥ぃ」


寝起きで頭が回らない。


西原からの電話だった。


「夏海、帰ってきたの?今、マンション?」


「‥帰ってきた。マンション」


片言の日本語みたいになってしまった。


「もしかして、寝てた?」


「…うん」


「ごめん。…俺さ、今、駅にいるんだけど…行っていい?」


「…うん」


電話を切った後もボーッとしてた頭。
体を起こしソファーに座る。


時間を確認すると3時が過ぎていた。
2時間も同じ体勢でソファーで寝てた。


バキバキになってる体を背伸びして伸ばす。




珍しいな。
西原が私のマンションに来るなんて。


3日間、暇してたのかな。


軽く部屋の整理をして西原が来るのを待った。







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