女子力高めなはずなのに
坂田さんの送別会の時も、槇村は自分の周りに女の子をはべらせて主人公気取りだった。そういうところも腹立たしい。退職する先輩を敬えよ。
しかも、また中野さくらに話しかけていた。
これなら邪魔できないでしょ、と言わんばかりに俺の方をチラッと見たりして。そんなことをするなら、俺にも考えがある。
中野さくらは槇村が横に来て嬉しそうにしていたが、あまり自分から話しかけることもなく、大人しくじっとして、物を配ったりして甲斐甲斐しく人の世話をしていた。
彼女は自分から積極的にアプローチするようなタイプではないらしい。
それはそうだろう。
彼女はおそらく自分に自信がない。
「重い女」はだいたい自分に自信がない。
中野さくらは性格もよくて可愛いのに、なぜ自分に自信を持てないのか。その理由はまだよくわからないけど。
中野さくらが席を外したから、そのタイミングで申し訳ないと思いつつ野村さんを誘導して、中野さくらと槇村の間に入ってもらうことにした。
「槇村君、さっきからチラチラ野村さんのことずっと見てるんですよ。隣に行ってお話してみてはいかがですか?」
もちろん嘘だけど。ごめんね、野村さん。バレたら怒るだろうな。
しかも、また中野さくらに話しかけていた。
これなら邪魔できないでしょ、と言わんばかりに俺の方をチラッと見たりして。そんなことをするなら、俺にも考えがある。
中野さくらは槇村が横に来て嬉しそうにしていたが、あまり自分から話しかけることもなく、大人しくじっとして、物を配ったりして甲斐甲斐しく人の世話をしていた。
彼女は自分から積極的にアプローチするようなタイプではないらしい。
それはそうだろう。
彼女はおそらく自分に自信がない。
「重い女」はだいたい自分に自信がない。
中野さくらは性格もよくて可愛いのに、なぜ自分に自信を持てないのか。その理由はまだよくわからないけど。
中野さくらが席を外したから、そのタイミングで申し訳ないと思いつつ野村さんを誘導して、中野さくらと槇村の間に入ってもらうことにした。
「槇村君、さっきからチラチラ野村さんのことずっと見てるんですよ。隣に行ってお話してみてはいかがですか?」
もちろん嘘だけど。ごめんね、野村さん。バレたら怒るだろうな。