女子力高めなはずなのに
「これ以上ヨレヨレになるには、これしかないだろ……」
井川さんはそう言いながら、眼鏡を思いっきり斜めにかけた。
そのままだらーんと椅子に寄りかかる。
あ、これ、地味に面白い……。
じわじわとおかしくなってきて、思わず吹き出してしまった。
「ンフフッ!やだ!それちょっと面白いよ!」
「もう自分じゃ直せなーい」
駄々をこねる子どもみたいに、手足をバタバタさせる。
「バカなこと言ってないで、自分で直しなさいっ!」
「直せなーい、全然見えなーい」
「もう……、仕方ないな……」
本当は近寄りたくなかったけど、そばに行ってそっと眼鏡の縁を持つと、まっすぐにかけ直してあげた。
頬に触れてしまいそうで、ドキドキする。
「うん、ありがとう」
やだ、眼鏡直した途端に、急にそんな流し目で見ないでよ……。
またドキドキしてしまう。
そうだ。
考えてみたら、修正した伝票を印刷して、修正前と修正後の伝票をセットにしてもう一度決裁印を押してもらわないといけない。
そんな作業はさすがに私一人で十分。
井川さんはそう言いながら、眼鏡を思いっきり斜めにかけた。
そのままだらーんと椅子に寄りかかる。
あ、これ、地味に面白い……。
じわじわとおかしくなってきて、思わず吹き出してしまった。
「ンフフッ!やだ!それちょっと面白いよ!」
「もう自分じゃ直せなーい」
駄々をこねる子どもみたいに、手足をバタバタさせる。
「バカなこと言ってないで、自分で直しなさいっ!」
「直せなーい、全然見えなーい」
「もう……、仕方ないな……」
本当は近寄りたくなかったけど、そばに行ってそっと眼鏡の縁を持つと、まっすぐにかけ直してあげた。
頬に触れてしまいそうで、ドキドキする。
「うん、ありがとう」
やだ、眼鏡直した途端に、急にそんな流し目で見ないでよ……。
またドキドキしてしまう。
そうだ。
考えてみたら、修正した伝票を印刷して、修正前と修正後の伝票をセットにしてもう一度決裁印を押してもらわないといけない。
そんな作業はさすがに私一人で十分。