女子力高めなはずなのに
ぴょんっと立ち上がってコートを着る。
最後に鏡でメイクをチェックして外に出た。
槇村さんが待っているという駐車場まではちょっと距離があった。
もう少し近い駐車場、空いてなかったのかな。
そんなことを思いながら暗い道を歩いていると、車の前に立っている槇村さんが見えた。
槇村さんは私を見つけて微笑みながら手を上げた。
小走りで走り寄る。
「すみません。お待たせしました」
「いや、待たせたのは俺の方だよ」
そういえばそうだった。
あっ、それにまた敬語……。
どうしようもないな、私。
「けっこう待ったでしょ?ごめんね」
「いえいえ」
ぼーっと考え事してましたから。
槇村さんは助手席の扉を開けてくれた。
あら、紳士。
そしてピカピカで素敵な車。
「どうぞ」
「すみません、ありがとうございます」
そう言って乗り込もうとした時、いきなり強い力で思いっ切り腕を掴まれた。
「わわっ!」
勢いよく引かれて首がガクンとなる。
何が何だかわからなくて振り返ると、私の腕を掴んでいるのは息を切らせた井川さんだった。
「え?なに?なに?」
わけがわからない。
真剣な少し怖い顔をしている井川さん。
え?なに?
どういうこと?
どうなってるの?
最後に鏡でメイクをチェックして外に出た。
槇村さんが待っているという駐車場まではちょっと距離があった。
もう少し近い駐車場、空いてなかったのかな。
そんなことを思いながら暗い道を歩いていると、車の前に立っている槇村さんが見えた。
槇村さんは私を見つけて微笑みながら手を上げた。
小走りで走り寄る。
「すみません。お待たせしました」
「いや、待たせたのは俺の方だよ」
そういえばそうだった。
あっ、それにまた敬語……。
どうしようもないな、私。
「けっこう待ったでしょ?ごめんね」
「いえいえ」
ぼーっと考え事してましたから。
槇村さんは助手席の扉を開けてくれた。
あら、紳士。
そしてピカピカで素敵な車。
「どうぞ」
「すみません、ありがとうございます」
そう言って乗り込もうとした時、いきなり強い力で思いっ切り腕を掴まれた。
「わわっ!」
勢いよく引かれて首がガクンとなる。
何が何だかわからなくて振り返ると、私の腕を掴んでいるのは息を切らせた井川さんだった。
「え?なに?なに?」
わけがわからない。
真剣な少し怖い顔をしている井川さん。
え?なに?
どういうこと?
どうなってるの?