明日ソラは翔けていく


「なぁ、放課後暇か?新しいカラオケ出来たらしいで」



「わりぃ、放課後ちょっと呼び出し食らってんだよな」



「まじかぁっ!…あ!さーては…冷淡美少女からやろ?!」



鋭いのか鈍いのか馬鹿なのかわかんないけどここは嘘をつくしかないか…。



「先生にだよ…つかなんなんだよ!冷淡美少女冷淡美少女って!!」



「だってなんかヒソヒソしてたやろ?てっきりお呼ばれやないかって」



「あれは、別に意味はねぇよ」



「ふーん」



「…とにかくそのパンよこせっ!」



「あっ!!!」



「うん、うまいっ」




はぁ…


斗真のせいで疲れる…



つか


ここからが重要だ



殺されるか


もしかしたら


仲良く…?



ごくり…



「…う…」


緊張する…


大丈夫、大丈夫だ



ガチャッ…



キィィー…




「わぷっ…」



サァァアー…


扉を開けた瞬間の強風よりも


柵の近くにいる彼女の後ろ姿がとても綺麗で…



思わず息を呑んだ


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