ドルシネア姫
❁花恋side


御三条君が去ったこの広い庭園はただ虚しいだけだった。


「まるで私の心を表してるみたいだね…。こんなんだったらお母さんとお父さんとバレエ教室の皆とそして陽と慎ましくバレエをするんだった…。
活躍できるようにって欲張った私が悪いんだ…。



その時スマホが鳴った。


[花恋…]


あっ…


この声に涙が出ずにはいられなかった…。










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