君がいなきゃダメなんだ。【壁ドン企画】
驚きを隠せず目を見開く私に、冴木先生は少し照れたような表情で言う。
「昨日、りんごを買いに行ったついでに、ケーキを予約してきたんです。驚かせようと思っていたのに、結局迷惑かけるばっかりで……
本当に僕は、君がいなきゃダメだな」
片方の大きな手が、私の髪を耳に掛けるようにそっと滑る。
先生って、こんなに優しく触れるんだ──。
彼と壁の間に挟まれた私の体温が、ぐんぐん上昇していく。
下心のない壁ドンでドキドキさせてしまうのが、なんだか先生らしい。
でも、一気に縮まった距離は、お互いの心までもくっつけてくれたみたいだ。
「……先生、質問があるんですけど」
「何でしょう」
「私、助手としてだけじゃなくて……彼女として、先生のそばにいてもいいんでしょうか?」
声が震え、込み上げるモノで視界が揺れる。
そこに映る彼は、初めてとびきり甘い笑みを浮かべた。
「もちろん、お願いします」
学生達の質問はあっさりと流すけれど、今の先生はちゃんと答えてくれた。
そして、春の日差しみたいに温かな眼差しを向けながら言う。
「誕生日おめでとう」
「ありがとうございます……!」
嬉しくて、幸せで。幸せすぎて、私は思わず彼の身体に抱きついた。
「昨日、りんごを買いに行ったついでに、ケーキを予約してきたんです。驚かせようと思っていたのに、結局迷惑かけるばっかりで……
本当に僕は、君がいなきゃダメだな」
片方の大きな手が、私の髪を耳に掛けるようにそっと滑る。
先生って、こんなに優しく触れるんだ──。
彼と壁の間に挟まれた私の体温が、ぐんぐん上昇していく。
下心のない壁ドンでドキドキさせてしまうのが、なんだか先生らしい。
でも、一気に縮まった距離は、お互いの心までもくっつけてくれたみたいだ。
「……先生、質問があるんですけど」
「何でしょう」
「私、助手としてだけじゃなくて……彼女として、先生のそばにいてもいいんでしょうか?」
声が震え、込み上げるモノで視界が揺れる。
そこに映る彼は、初めてとびきり甘い笑みを浮かべた。
「もちろん、お願いします」
学生達の質問はあっさりと流すけれど、今の先生はちゃんと答えてくれた。
そして、春の日差しみたいに温かな眼差しを向けながら言う。
「誕生日おめでとう」
「ありがとうございます……!」
嬉しくて、幸せで。幸せすぎて、私は思わず彼の身体に抱きついた。