「私は貴方のモノ」【完結】

こいつとどうにかなったら、きっとありとあらゆる女の武器を使うに決まってる。

そんなのめんどくさい。
傲慢そうな女を抱くよりも、従順なタエを抱く方が、余程いい。


ただ、こいつの人脈は俺にとって使えると思った。


普段は牙を隠しているから、それに騙される奴も多い。
猫だと思って接してたら…実はライオンでしたっていうオチ。


だから、梓の人脈だけを俺は利用している。
変に深くならない様に、距離感は注意して。


…まあ、今日のパーティは仕方がないんだけど。
その人脈を広げる為のパーティだから。



俺はそっとタエの腰から手を放した。
タエは驚いた顔で俺を見る。


「お前、俺が終わるまで帰るなよ。
車の前で待っておけ」
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