遊川さんは今日も最強
*
トントントン。小さく規則的に響く音に意識が浮上する。
目を開けると、飛び込んでくるのはオレンジ色の傘のついた蛍光灯。
八畳ほどの部屋は、小さなデスクと書棚、テレビ、そして俺が寝ているベッドで構成されている。昨日は余裕が無くて分からなかったが、布団からはすごくいい匂いがする。
「俺……」
昨日の出来事を反芻しながら、自分の格好をチェックするとTシャツとトランクスだけの格好になっている。
思わず布団を握りしめた。
え、マジ?
俺脱がされてますけど。
ここはおそらく遊川さんの部屋。……ってことは遊川さんが脱がした?
見渡せば、俺のスラックスとジャケットとYシャツはきちんとハンガーにかけられている。
一気に血が下がってくる。
お、俺は何をした?
脱がされた? 脱がした?
思わず自分の下半身を確認。朝だから元気過ぎてヤバイ。
妄想が止まらなくて頭を抱えていると、包丁の音が止み、遊川さんの声がした。
「網目、起きた?」
一枚扉を隔てたところが小さなキッチンになっているようで、開けた途端に食欲をそそる匂いが漂ってくる。
「ゆ、遊川さん……」
俺は思わず胸の前を手で抑える。……って、別にTシャツ着てるから!
つか、女じゃないんだから見られたっていいんだよ、別に。
トントントン。小さく規則的に響く音に意識が浮上する。
目を開けると、飛び込んでくるのはオレンジ色の傘のついた蛍光灯。
八畳ほどの部屋は、小さなデスクと書棚、テレビ、そして俺が寝ているベッドで構成されている。昨日は余裕が無くて分からなかったが、布団からはすごくいい匂いがする。
「俺……」
昨日の出来事を反芻しながら、自分の格好をチェックするとTシャツとトランクスだけの格好になっている。
思わず布団を握りしめた。
え、マジ?
俺脱がされてますけど。
ここはおそらく遊川さんの部屋。……ってことは遊川さんが脱がした?
見渡せば、俺のスラックスとジャケットとYシャツはきちんとハンガーにかけられている。
一気に血が下がってくる。
お、俺は何をした?
脱がされた? 脱がした?
思わず自分の下半身を確認。朝だから元気過ぎてヤバイ。
妄想が止まらなくて頭を抱えていると、包丁の音が止み、遊川さんの声がした。
「網目、起きた?」
一枚扉を隔てたところが小さなキッチンになっているようで、開けた途端に食欲をそそる匂いが漂ってくる。
「ゆ、遊川さん……」
俺は思わず胸の前を手で抑える。……って、別にTシャツ着てるから!
つか、女じゃないんだから見られたっていいんだよ、別に。