病弱女子とイケメンDoctor。
響紀「深呼吸しような?」



私は、怖いし緊張しすぎて深呼吸どころじゃなかった。



響紀「莉音?ほら、深呼吸だよ。吸って…吐いて…」



深呼吸を何回か繰り返しするとやっと終わった。



響紀「じゃあ口開けて?」



私は素直に口を開けた。



響紀先生はペンライトと圧舌子をもって喉をみていた。



響紀「ん、いいよ。喉は大丈夫だね。」



響紀「そうだ、莉音。熱はかって?」



莉音「いや…」



だって熱あるの分かってるから…



熱あるの知られたら入院ってなるに決まってる…。



響紀「莉音は嫌なこと多いね。じゃあ、ちょっと失礼。」
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