あなたと
「最後に朷条さんの目の前にいるのが生徒会長であり、私たちと同じ部活にいる綺娘まき(きじょう まき)だよ説明は… まぁ、いいか。」
「部長ひどいですよ。 …朷条さんよろしくね。 私は綺娘まきです。生徒会長やってるけど気軽に話しかけてね。」
『あ‥はい!』
私は声が裏返ってしまった。
「も~部長が余計なこと言うから朷条さん余計な緊張しちゃったじゃん。」
「ごめんごめん 朷条さん緊張しなくていいからね。みんな雰囲気は怖いと思うけど根はやさしいか」
「「「怖いは余計!!!」」」
三人が同時に反論した。
「ごめんってば」
と先輩達は笑いながら話していた。
『あ‥あの?』
「あ‥ごめん。なに?」
『このグループって、何のグループなんですか?』
「あ~、ごめんね。それを言わないと怖いよね。これは茶道部のグループなの。」
『茶道部ですか?』
それが私と先輩達との出逢いだった。
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