クールなお医者様のギャップに溶けてます
「先生?」

「ごめん。百合子との写真なんてない。ただ、藤井先生に嫉妬していただけだ。」

「藤井先生とはなんでもないのに。」

「分かってる。亜樹は俺だけのものだもんな。」

「先生も、私だけのものでしょ?」

身体を離し、亜樹を見つめる。

「先生じゃない。」

「あ!また間違えた。聡さんだ。」

「もう一度、呼んでくれ。」

「な、何で?!」

赤面した亜樹を見て、今度は俺がニヤリと笑う。

「いいから、名前呼んで。」

「さ、聡さん。」

「いい子だ。」

その瞬間、頬にキスをして、左手に掴んでいた携帯で写真を撮る。

恥ずかしいから消してー!と騒ぐ亜樹の事は無視。

ムービーの最後はこの写真を使わせて貰う。
今日の目的はこの写真を撮る事だったんだから。
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