クールなお医者様のギャップに溶けてます
ゴクゴク…ぷはぁ!
「いやー!仕事終わりの一杯は美味いっ。」
行きつけの居酒屋でビールを煽る。
今日は花絵とこうちゃんと三人のシフトがちょうど合う日で、前々から予定していた飲み会だ。
久しぶりの飲み会にこうちゃんはご機嫌。
ただそんなこうちゃんを見ていつも思うのが私服のこうちゃんがいたって普通の今時男子だって事。
口を開かなければモテるんだろうに。もったいない。
「花絵先輩次何飲みますぅ?」
え?花絵のグラスもう空なの?
ちょっとペース早くない?
「ビール」とキレ気味で言う花絵はこうちゃんと反対でご機嫌斜めだ。
「ちょっと花絵、もしかしてまた彼氏と別れたの?」
綺麗で頭も良くて人付き合いの上手い花絵だけど、唯一の欠点は彼氏と長続きしない事。
人付き合いが上手いのに何で?って思うんだけど、花絵曰く、飽きちゃうらしい。
「そう。別れたわよ。ダメ?」
「ダメじゃないけど…。」
すでに酔っ払っているのか?
花絵は少しのお酒で効率よく酔い、そして少し人格が変わる。
「大体、顔だけ良くても話しが合わなければどうしようもないのよ。」
「しかもやたらくっ付いてくるの。私、ベタベタするの好きじゃないのにさ。」
うわー、荒れてる。
なんだかんだ言いながら私が知る限り一番続いていたもんな〜。
まだ好きなのかな?
「ていうか、それよりも聞かなきゃいけない事があったのよ。ねぇ、亜樹はどーなのよ?」
またこの質問…。
「神野先生の事、どう思ってるのかって聞いてるの。」
酔っ払いに絡まれてる感じだけど、この流れで話してしまおう。