イケメン三兄弟と同居する事になっちゃった?!


「ゆずちゃんってさ、拓斗と仲良いよね?どうして?」


胸の鼓動が早く脈打つ。
ドキドキする胸の音が綾斗君に聞こえてしまいそうで。


「何で、拓斗と仲良いの?何で?好きなの?」


……好き…?
ううん、良く分からない。

でも、拓斗君はただ私に良くしてくれてるだけで。


「あとさ、優斗とも仲良いよね?」

「仲良いって言うか…、」


なぜか問い詰められる私。

綾斗君の膝の上で問い詰められてる私……ちょっと良く分かんないこの状況。


そして、そこに追い討ちをかけてきた綾斗君。


「……拓斗とキスしたんじゃないの?」

「何でそれっ……、」


あ、しまった…、


「どうしてキスしたの?言って?」

「いやっ…あれは違うんですよっ……あの時は拓斗君がっ……、」


風邪で…それで……口移しとか言ったから…、


「拓斗が?何?」

「……風邪で…だからっ……」

「口移ししたの?」


何でそれ知って……まさかっ…


「俺実はあの時拓斗に用があってさ、部屋行ったんだよ。そしたら…、」


やっぱり…、見てたんだ…。


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