【番外編:完結】*花は彼に恋をする*〜その後の2人の夏の愛恋〜
花火を見つめながら冷たいビールを
おいしそうに飲む私の愛する人。
チラチラと横目で見ながら
花火が打ち上げられる度に
心の中で願った。
……ねえ…翔英さん。
来年の夏は『野田』じゃなくて
あなたの苗字の
『黒瀬』になっているけど
こうして私と一緒に
花火大会に連れて行ってくれる?
浴衣姿じゃなくてもいいから
はぐれないように私と手を繋いで
縁日にも連れて行ってくれる?
打ち上げられる色とりどりの
美しい花火をこうして
一緒に見てくれるって約束してくれる?
あなたと一緒に私は見たい…。
来年だけじゃなくて毎年あなたと
暑くて熱い夏を過ごしたい。
ずっと、ずっと永遠に…。
大好きなの…離れたくないの…。
浴衣の柄のヒマワリの花言葉
『私の目はいつだって
あなただけを見つめてる』のように
私はあなただけを見つめているから
あなたも私だけを見つめていて欲しい。