【番外編:完結】*花は彼に恋をする*〜その後の2人の夏の愛恋〜
そして彼はベッドに再び膝からあがって
横たわっていた私の体を
シーツをかけたままそっと起こして
『…俺に凭れてろ。』
と、私を凭れさせるように抱き寄せると
『…玲花、喉乾いただろ?
俺がグラス持っててやるから
少しずつ飲むといい。』
と言いながら私の口元に
ミネラルウォーターの入ったグラスを
近づけてくれた。
「…ありがとう…翔英さん。」
私はポツリとお礼を呟き
彼のお言葉に甘えると
近づけてくれたグラスに入った
ミネラルウォーターを
少しずつ飲ませて貰った。
喘いで乾いた喉に
冷たいミネラルウォーターが沁み渡り
火照った体の熱が出ていくように
何だかひんやり潤って気持ちいい…。
「……冷たくておいしい。」
結局私は
注いでくれた量を全て飲み干した。