至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
「和希のヤツ、また凄かったらしいな」


「そうだな。喧嘩の腕だけは誉めてやってもいいな」


あの日、最後まで抗争に加わっていた旬が、その時の和希について絶賛する。


「え……あたしの為に……?」


あれはあたしを取り返すための抗争。


あたしを毛嫌いしている和希が、本気で相手に向かって行ってくれたんだと知り、少し気持ちが高揚すると。


そんなあたしを、旬が気まずそうにチラッと見る。


「……凌牙が…」


「え……?」


「凌牙が行けっつったから」



……そうか。
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