至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
電気はついているのに、人の気配のない部屋をぐるっと見す。


凌牙の部屋と同じ作りのこの部屋の壁には、思った通り和希の学ランがかけられている。



ベッドの上の布団が、人の形に盛り上がっていた。



「なんだ、やっぱり寝てるんだ」


電気をつけたまま眠るのは、さすが兄弟……?


すこし笑いながら、そっと近づいてみると。


「………」


呼吸のたびに布団が盛り上がる速度が異様に早い。


小さなうめき声も聞こえてきて……



「……和希?」


そう呼びかけてそっと布団をめくると。


汗をびっしょりかきながら、ガタガタを体を震わせる和希の姿があった。
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