至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
茶化すように言った大翔だけど、あたしは笑えなかった。


あたしの存在が、和希を精神的に追い込んでいたかもしれないから。



加わりたくない抗争にまで……。


……こうなった原因は、あたしに無いとは言えない。



「そういや、テルさんと凌牙はまだ帰ってないんだ?」


「……うん、今日は本家に泊まるって」


「俺には何の連絡もねえのによ~」


拗ねたように言う大翔に、何も返せなくて無言でいると


「ウソウソ、冗談だって!」


「あ……うん」


なんて言っていいか分からなくて、曖昧に返事を返す。


だってそれは、冗談でもなんでもなくて本当のことだから。
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