☆Friend&ship☆ -序章-

「…」

「「…(汗)」」

___スタスタスタ。

三人は平和そうな町を歩いていた。

しんしんとふるゆき。

前を行くタナトスをあとの二人がおう。


「…なぁ、思うんだけどさ、副船長モテすぎ…」

「仕方ないだろ。あの容姿じゃ…」

文字通り道を歩けば皆振り向く美しさ。

吐く息は白く濁り、余計に艶やかさを際立たせる。

___本当にいるんだな。白馬の王子様って。

後ろに続く二人は顔を見合わせるのだった。


「…ふぅ…」

不意にタナトスの足が止まる。

「…?」

「どうかしたんですか?」

「…ただ、思ったんですけど…ここって「闇市です。」

「…あっさり…(汗)」

怪しげな商店が立ち並ぶ裏通り。

何の躊躇もなくタナトスは歩いていった。

「…副船長って…」

「「そっち系?」」←←

ケアノス達はありすぎる疑問をどこにぶつけたらいいのかわからず、諦めたのでした。←
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