☆Friend&ship☆ -序章-
「…ゼウス…?」
「ちょっとさ、この小悪魔ちゃんにお話があるんだよなぁ…(黒笑)」
「ごめんなさい…(汗)」
帰って来るなりいきなりタナトスの腕をつかみ不気味な笑顔を浮かべているゼウス。
滅多に表情を崩さないタナトスも心なしか青くなっている。
「ってことで、二人にしてくれよっ★」
「「は、はい…何かすみません」」
真っ黒な笑顔を称えながらさも仲のいい友達のようにしてタナトスを袋路地につれ込むゼウス。
それを見ていた二人は、すぐにスケートに四苦八苦しているアデスのところへとはしった。
二人は、とにかく優しい誰かと一緒にいたいと感じたのだ。
「「アデス!抱き締めて!」」
「「うわ、キモ」」
スティラ&ぺトライが即座に引く。
「「スティラ!お前だけには言われたくねーよっ!」」
「アデス~!」
「フフフフフフ…可哀想に…」←!?
「「…もういいか。」」
既に立ち直ったケアノスとハドュスはそばにいた部下数人を引き連れてリンクに滑り出していったのでした。