重い想われ 降り振られ
「あんた馬鹿でしょ!あんないい男を振るなんて。」

母が一転、激怒する。

「ん~・・・。私にはいい男すぎると言うか、いろいろ複雑で・・・。
でもまた付き合う事になったし・・・。」

真理子の様子を見て、母は呆れた。

「何、ノロケ?はぁ~いいわね、若いって。」

橘の言葉を思い出し、真理子は母に伝えた。

「何か明日、挨拶に来るって言ってたよ。」

「え!嘘。明日は早番だったわね。ちゃんとお化粧しとかないと!
真理子、母さん明日早いからもう寝るわね!ご飯、適当に食べなさいっ。」

ピシャっと自分の部屋の襖を閉めて、母は明日に備え早く眠ってしまった。

真理子は明日の事を考えると、今朝とは違った緊張感に包まれた。

『なんだかすごい事になってきた・・・。』

真理子は冷蔵庫を開けて、夕飯の準備を始めた。
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