重い想われ 降り振られ
暗い室内で小さな赤い光だけが灯り、静かな時間が流れる。

窓は木製の扉がしまっていて、外の様子も把握できない。

見知らぬ天井を見上げながら、真理子は明日の事を考えていた。

バサッ と布団が大きく動き、橘の顔が目の前に現れた。

「どうしたんで・・・す・・・。」

尋ねようとした言葉が、最後まで言えなかった。

橘の唇が、真理子の唇に触れた。

熱く、長いキス。

真理子は上手く息継ぎができなくて顔を逸らし、橘の唇から逃げた。

すると橘は、真理子の耳元で言う。

「アンタもここがどうゆう事する場所かくらい、解ってるよな。」

真理子の耳を優しく噛む。

抵抗する真理子の腕を強く押さえつけ、再び激しく長いキスをする。

ぞくりと背筋に走り、体の力が抜けていく。

『だめ。拒否しないと・・・。』真理子の理性が拒むが、
体に力が入らず、橘の強い力に逆らえない。
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