今宵、月下の夜に
悔やんでも悔やみきれない。社長を暗殺することは私たちの任務であり仕事だった。

悪事を重ねてきた社長。その社長が死んでも皆なにも言わないかもしれない。けれど結果的に罪のない人を葬ることになってしまった。その事実は変えることはできない。



「瑠奈…」

ルカは私をみて今にも泣きそうになっている。


「あのね…瑠奈。あの時僕…令嬢が誰かに連れ出されてるとこみたんだ。でも僕が追いかけた時にはもうそいつはいなかった…。僕がもっと早く気づいてればあの令嬢は死なずに済んだかもしれないのに…」

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