聖なる夜に、幸せを。
すると、綺麗な輝きの渦が錦さんの枕元で輝き、大きめの袋が現れた。
「これがプレゼント…?」
「そうだよ」
「凄いなぁ…。
てか私も魔法使っちゃったよぉ!」
「良かったね聖奈。
さ、今夜中に全部の家を回ってプレゼントを置くんだ。
次の家、行こうか」
「うんっ」
再びソリに乗り込み、空を舞った―――…。
「次が最後の家だね」
「うん」
クロスが窓を開け、中へ入る。
ソリの上には、小さな子が置いてくれた手紙が山積みだ。
可愛い字で「ありがとう」とか書かれていると、心が癒されるよねぇ。
「聖奈?」
「うん?」
「大丈夫?別の世界に行っていなかった?」
「大丈夫、行こうか」
中へ入るものの、その家は今まで回っていた家と違っていた。