スケッチブックに描くもの
 やばいー!遅れる!!
 学校に慣れてきたらこれだ。週明け早々遅刻になる!
 門の中に入る。ギリギリセーフ。だけど、急ぎ足に変わっただけ。あれ? 前にいるのは彼? 朝練が終わったんだろうけど、ゆっくりしてるなー。

「早くしないと遅れるよー」

 ポンと彼の肩を叩き走り去る。声がかけられなかった彼にもこれなら話せる! ってこれは会話じゃないか。まあ、一歩前進ってことで。
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